しわのメカニズムー肌の乾燥:ボトックス注射でシワ取り

しわのメカニズムー肌の乾燥

赤ちゃんの肌はしっとりとしてみずみずしく、思わずほうずりしたくなりますよね。また16歳?17歳くらいの少女達の透き通るような肌も20歳過ぎる頃からだんだん失われていき、その違いは一目見ただけでわかるほどです。

さらに若い娘にはしわがなく弾力もあります。化粧をしてみると、なおいっそう若い頃との違いを痛感してしまいます。

この女性たちの心情を見事に見抜いて"お笑い"のテーマにしてしまった芸人に"君麻呂"がいますよね。

あの会場で相当痛いところをついているのですが(ウルトラ級の毒舌!)、あまりに的を得ているもので思わず笑ってしまいます。が、実際は笑うどころでない深刻な状況が肌の下で起こっています。

しわの原因を作るのは光老化、それも長い時間をかけて肌細胞を破壊していくUVの恐ろしさを知りました。

このUVは、真皮の守り番のようなメラニン色素を増やしていくと同時に乾燥の原因にもなっているのです。乾燥はしわを作り出していきます。

20歳をピークに、潤い成分は徐々に失われていきます。正確にいうと、40歳頃まではかろうじて潤い成分を自力で生成していくのですが、40歳を過ぎた段階で製造をやめてしまいます。

紫外線をたっぷり浴びた肌は活性化酸素を発生させ、コラーゲンなどの生成が先細りになっていき、老化を早めます。

肌の乾燥は角質層の幕を剥がしていくので、皮膚に穴が開いたようになります。そこから表皮の水分は徐々に抜けてゆき、ますます肌は乾燥してゆくので肌が硬化し、しわが作られていくのです。

では、肌の潤いはどこから来るかというと角質層に含まれている主成分にあります。

●MMF(天然保湿因子)
角質細胞のなかにNMFという物質があります。これは別名天然保湿因子と呼ばれている潤い成分です。アミノ酸や尿素からできているもので、角質細胞の潤いをつかさどります。

●角質細胞間脂質
この角質細胞の細胞と細胞の間には、脂質成分であるコレストロールや脂肪酸と水分とがぬぐうようにして含まれています。

これらの脂質を総称して角質細胞間脂質と呼んでいます。角質細胞自身は120層も積み重なった状態で角質層を構成しています。この構造のしくみをラメラ構造と呼んでいます。

健康な肌は、このNMFと角質細胞間脂質によって、角質層内は常に保水されて、ラメラ構造を維持しています。

ところが何らかの原因で、これらの細胞間の水分が失われると、ラメラ構造は崩れて、角質層が角質細胞と共に萎縮していきます。

その後には、角質のかす(古い角質)が残り、弾力も失われひび割れしたがさがさの肌になります。

これが、しわとなっていきます。特に皮膚が薄い目の周りには、深いしわがいくつもできていきます。いわゆるちりめんしわと呼ばれるものです。

●皮脂
角質層の上層部を覆っている皮脂と汗などの水分は、お肌の保湿成分を外部へ逃さないための大事な成分です。

20歳を過ぎた頃から女性ホルモンは徐々に減っていくため、皮脂成分の分泌が徐々に減っていき、お肌の乾燥が進行していきます。

それに伴ってコラーゲンやエラスチンといった、大事な潤い成分の製造工場とも言うべき線維芽細胞も生成機能を失っていきます。そうして、しわなどが増えていきます。

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2008年11月27日|

カテゴリー:シワ取り方法